こんにちは、管理人のエディコです
ブログ活動の一環として参加させてもらっているLINEオープンチャットで質問をいただきました。
エディコさんはご自身がADHDとわかってからはどうしました?
医師とご自身だけで立ち直ることはきついと思うんです。
例えば、診断前後のご家族やご友人とかの支援とか、その他にどの様にして今の自分まで立て直し出来たのか?
差し支えなければ、ご教授頂けると助かります。
ADHDと診断されたときにショックを受けられる方も多いのではないでしょうか?
ADHDは症状の度合いによっては、制度上、障がい者として認められています。
私も主治医からADHDを診断され、「精神障害者保健福祉手帳」を打診されたときはショックでした。
障がい者の方を差別しているつもりはなく、自分自身を定型と思いこんでいた自己認識がハッキリと崩れた瞬間でしたから。
Contents
エディコにとってのADHD
今回は、一般論ではなく、私自身についての質問ととらえさせていただきましたので、私個人の場合として回答します。
まず前提としてなんですけど、私、かなり楽天的な性格なんです。
だいたいのことは「なんとかなる」って思っちゃうタイプです。
言語の通じない国に海外旅行に行っても一人で散歩や買い物、マッサージまで受けて満喫しちゃうほどです。
あげく、なんとなくで自分は120歳まで生きると思ってます。
そんな楽天家のエディコなんで、私の経験がどこまで参考になるかわかりませんが、私にとってADHDは乗り越えるべき壁でもなんでもないんです。
一般的な感覚に例えるなら、血液型占いでB型の性格を知って「あちゃー、B型はワガママ・自己中かー」程度です。
B型の「ワガママ・自己中」という性格分類を知って、それを直そう、乗り越えよう、と思う人はいませんよね?
私にとってのADHDもその程度なものです。
自分を知っていることはアドバンテージ
とはいえ、診断を受ける前は仕事でもミスを連発していたことから、鬱を引き起こしていたことは事実です。
実際、公務員の仕事が向いていないのも、仕事で周りに迷惑をかけ続けていることも事実です。
しかしながら、そのことで必要以上に落ち込む必要はないと考えています。
ADHDという現実に直面したことで、ついつい自分の良くない面にばかり目が向いてしまいますが、世の中、順風満帆な人の方が少ないんじゃないかと思います。
さらに、自分の欠点に気づかず、または目をそらしながら生きている人が多いのではないでしょうか?
別にそれが悪いこととは思いませんが、ADHDという自分の弱点をちゃんと把握しているということは大きなアドバンテージにもなりえます。
弱点の克服の3分類
私は自身の弱点に対し、ハードウェア(物に頼る)、ソフトウェア(仕組みを変える)、ヒューマンウェア(考え方を変える)という視点を持ち改善してきました。
具体的には、
ハードウェア(物に頼る)
- スケジュールや金銭の管理など、自分の脳で処理しきれないことはPCやスマホに任せる。
- 物忘れが激しいなら、メモ・ふせんを使う。
- 騒音で集中できないならAirPodsProを使う。
ソフトウェア(仕組みを変える)
- 先延ばししないために、やる気があるうちにすぐにやる。
- 瞑想で脳の暴走を制御する。
ヒューマンウェア(考え方を変える)
- 定型の人には使えない「過集中」という能力を持っている。
- 苦手な仕事はレベル上げ、上司への報告はセーブポイントとゲーム用語を用いる。
私のようにオールマイティにいろいろ苦手なタイプの方は、やみくもに苦手に対処していてはこんがらがってしまいます。
対処法にハードウェア・ソフトウェア・ヒューマンウェアという視点を持ち、どの分野から苦手にアプローチするか整理・分析してみることをオススメします。
診断後の周りからの支援
ADHDに悩む方は、周りや公的機関の支援を受けると問題解決の成功率が高まると思います。
すみません、これに関しては人それぞれの性格や環境の違いがあると思いますので、一概にはこれが正しいというものはありません。
さらに言えば、私は良くも悪くも周りに頼らない(頼れない)性格のため、経験が乏しくアドバイスができません。
参考までに、エディコと周りの人たちとの距離感を紹介します。
職場
変化なし。
クローズ就労を今も続けています。
ただし、自分の感覚はズレていることを受け入れておく。
主治医
診断以来会ってません。
相性がいい先生でしたが、これ以上相談する内容もないなと思ってます。
家族
ADHD診断を報告しましたが、「ふーん、あんた変わってるもんね」で終了。
ADHDだからといって特別扱いなし。
家族なりの「やさしさ」だと受け止めてます
友達
アラフォーなんで、もう誰も遊んでくれません笑
みんな仕事に家庭に忙しいですからね。
この歳になると、友達が遊んでくれない現実より、自分の加齢臭の方が受け入れがたいです
まとめ
私の個別事由も交えたので、とりとめのない感じの回答になってしまいました。
記事のまとめ
- ADHDは乗り越えるものではない
⇒血液型占いのように自分を知るきっかけ程度にとらえる - ハードウェア・ソフトウェア・ヒューマンウェアという視点
⇒苦手へのアプローチを整理・分析する - 周りや公的機関の支援を受けると問題解決率が高まる
⇒人それぞれの性格や環境の違いがあるので、一概にはこれが正しいというわけでもない
以上、私の経験則からの回答でしたが、何か一つでも参考になれば幸いです。
漠然とした不安は「認知のゆがみ」に由来するものかもしれません
仕事や人間関係のちょっとしたことで、不安になったり、悩んだり、イライラしてしまうのは「認知のゆがみ」によるものかもしれません。「認知のゆがみ」とは?
同じ状況や出来事に遭遇しても、事実として得られるものは、それぞれの人の認知の仕方によって異なります。出来事の受け止め方が人によって違うために、それに伴う感情や行動も、時として他人に理解されなかったり、常識外れとされてしまったりすることがあります。
例えば、上司に仕事のミスを指摘された場合、
「再発防止策を考えよう」「上司がいてくれてよかった」と前向き捉える人もいれば、
「こんなミスしてしまうなんて自分はなんてダメな人間なんだ」と落ち込んだり、
「この程度のミスを指摘するなんて、上司は器の小さな人だ」と敵意を持って捉える人もいます。
同じ出来事なのに、捉え方ひとつでこのように気持ちの違いが生まれてしまいます。
認知のゆがみとは、一般的に、同じ出来事に遭遇した際に、歪んだ捉え方をすることで、自分の気持ちが不安になったりイライラしたり、ネガティブなものになることを指します。
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認知の仕方には正解がなく、ポジティブなら良いというわけでもありません。けれども、必要以上にネガティブに受け止めて、その感情を蓄積させてしまっても人生が楽しくありません。
自分自身の認知のクセを知って、コントロールできればベターだと思います。
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コメント
同感。主治医に相談することなんて特にない。
手帳の更新があるから嫌々行く事もありますが。その手帳の更新も正直なところ面倒ですね。