こんにちは、管理人のエディコです
今回はADHD公務員の自己肯定感が低いことによって生じる問題と、自己肯定感を簡単に高める方法をテーマに紹介させていただきます。
✔仕事ができなくて自信がなくなった人
✔周りから馬鹿にされているように感じる人
✔毎日が楽しくない人
Contents
ADHDは自己肯定感が低い?
人間にとって自信を持って生きることはとても重要です。
しかし、ADHDは降りかかる様々な困難から自分に自信が持てなくなりがちです。
自信が持てなくなる理由
- 失敗が多く仕事がうまくいかない
- 計画性がなく目標を達成できない
- 対人での成功体験が少ない
以上のような点から、ADHDは自分は価値のない人間だと思いがちです。
本来、世の中に完璧な人間なんていないのですが、思い込んだら一直線なADHDの特性もあってか、自分だけが「できない人間」と思い込んでしまうようです。
自己肯定感が低いと何か問題でも?
問題ありです。
その理由を解説していきます。
楽しくない
もちろんADHDの人も周りの人と平等です。
発達障害を持っていることで、自ら一線を引いてしまっていませんか?
周りに引け目を感じて生きていませんか?
引け目を感じて生きていたら、単純に楽しくありません。
せっかく一度きりの人生なんですから、楽しい時間を長くしたいですよね。
自信を持っていきましょう。
いきなり職場で自信を持てって言われてもなかなか難しいです。
まずはプライベートから、少し意識を変えて自信を持って過ごしてみませんか?
納税してるんですから楽しく堂々と社会を謳歌していいんですよ。(変な根拠ですみません)
苦手なことがさらに苦手になる
あなたの家にセールスマンが来たとします。
セールスマンは売上成績が良くないらしく、自信がなさそうにオドオドしています。
売ろうとしている商品が例えどんなにいい物であっても、同情以外の理由でその人から買いたいですか?
自信のなさは表面に出て、相手に伝わります。
オドオドとしていれば上手くいくことも上手くいかず、苦手がさらに苦手になる悪循環を生みます。
周りから同情されて、協力を得られることもありますが、それはあなたが望んでいるものと少しニュアンスが違うのではないかと思います。
嫌がらせに合う
職場で自信がなさそうにしていると、暇な職員から嫌がらせ・憂さ晴らし・レッテル貼りなど付け込まれることがあります。
世の中は自信のない人で溢れています。
あなたがADHDで自信を持てないのと同じく、あなたから見て仕事のできるあの人も意外と自信がなかったりします。
人間って複雑な生き物なので、仕事ができる程度の要素だけで自信満々に人生を謳歌できるものでもないのでしょう。
それは置いといて、自信が持てなく卑屈な人は安心感を得るために、自分よりさらに下の存在作りがちです。
集団の中で自分が「最下位かもしれない」という不安を払拭するために必死なんです。
ミスをしやすく、自己肯定感が低くなりがちなADHDはターゲットにされやすいです。
嫌がらせ・憂さ晴らしをしてマウントを取ってきます。
レッテル貼りをして悪いイメージを定着させて、地位を下げてきます。
別の自信が持てない人が、その人もまた不安を払拭するために追従してくることもあります。
職場いじめが集団化するメカニズムです。
あなたの身を守るためにも自己肯定感を高めていきましょう。
ちなみに
自信がなさそうだと嫌がらせを受けると書きましたが、自信有り気にしてても嫌がらせを受けます。
ソースは私です。
私の仕事ぶりがポンコツなくせに、自信を持っている立ち居振舞いが許せないのでしょう。
自信がなさそうでもダメ、自信満々でもダメ、バランスを取れるほど器用じゃないので、私は人生が楽しめる自信満々の路線を選びました。
昔からこうだったわけじゃありません。
人からの目線、上司からの評価を気にしてばかりいました。
役所の中で一番仕事ができないのは自分なんじゃないか、他人と比べることで不安になってばかりでした。
鬱病を発症してから、なぜか急に吹っ切れて、職場での周りからの評価などどうでも良くなっています。
ただし、ここまで振り切れられる人もなかなかいないことはわかっています。
せめて自己肯定感を高めて、付け込まれやすい、つまりは自信がなさそうな振る舞いをなくしていきましょう。
まとめ:自己肯定感が低いと…
- 楽しく生きることができない…一度きりの人生ですから自信を持って楽しく生きましょう
- 苦手がさらに苦手になる…オドオドしていると実力が発揮されず、苦手がさらに苦手になる悪循環
- 嫌がらせに合う可能性がある…他人から、自分より下の存在を作るためのターゲットにされやすい
自己肯定感の高め方
自己肯定感を高めることの重要性さが伝わったと思いますので、自己肯定感の高め方を紹介していきたいと思います。
私が紹介する方法は、「まずは偽善者になる」です。
(ざわ… ざわ…)
いきなり偽善者になれと言われても抵抗があると思いますが、やらない善より、やる偽善です。
むしろ、善人を目指す方が、ハードルの高さ、気恥ずかしさなどでより抵抗がある気がします。
偽善――心が伴わない形だけの善行為だとしてもいいんです。
良いことをしているのには変わりありません。
人をあざむく偽善は良くないですが、悪意のないカジュアルな偽善は世の中の役に立ちます。
そして、世の中の役に立った結果こそが、あなたの自己肯定感を高めてくれます。
カジュアル偽善例:献血
例えば、あなたがアイスクリームが食べたくて献血をしに行ったとします。(最近の献血では、献血後にアイスクリームが提供されるところもあります。)
アイスクリームが食べたくての献血は、カジュアルな偽善に当たると思います。
しかし、あなたがアイスクリームが目的で献血をしたとしても、血液を提供した事実に影響はありません。
それに、人の心の中は誰にも絶対わからないわけですから、あなたが自分の偽善っぷりを口にしない限り、周りはあなたを称賛します。
ここで得られた称賛は、マズローの5段階欲求でいうところの「承認欲求」ないしは「自己実現の欲求」に当てはまるかと思います。
血液を提供することで、自分が集団から価値ある存在と認められ、尊重されることにより承認欲求が満たされます。
ここで満たされた承認欲求はあなたの自己肯定感を高めてくれます。
また、血液を提供するという行為は確実に社会の役に立っています。
社会の役に立つ行為が、あなたの理想的な生き方にマッチしているなら「自己実現の欲求」も満たしてくれます。
ナルシスとっぽく聞こえるかもしれませんが、理想的な生き方ができているなら、自分を好きになってもいいと思います。
自己肯定感を高めるためのカジュアルな偽善3選
カジュアルな偽善の例として献血を挙げました。
カジュアルな偽善のいいところは、「アイスクリームが欲しくて献血したんだ」みたいな言い訳ができて、エエカッコシイのイイヤツぶらないで済むところです。
いいことをするときはツンデレでありたいですよね(謎)。
しかし、献血は回数に制限があるため、日常的な何度も繰り返すことができません。
毎日でも簡単にできるカジュアルな偽善を選んでみましたので、参考にしてみてください。
カジュアル偽善①:共有部分の掃除
カジュアルな偽善の代表格はやはり掃除でしょう。
例えばこんなところ
- 所属部署のデスク周り
- 家の前の通路
- マンションの共有部分
など、みんなで使う部分をさりげなく掃除します。
もちろん、人がいる時間にバサバサとホコリを巻き上げていたら迷惑なので、誰もいないような時間帯を選びます。
あと、少しあざといのですが、人に見られたくないスタンスでやると、実は掃除していたと判明したときにより感謝されます。
というか、感謝されたい以前に、いいことしてますアピールを率先してやるのも微妙ですしね。
ツンデレ対策の言い訳としては「自分のとこだけ掃除するつもりがついつい」「夢中になったら手が止まらなくて」など。
注意点があるとすれば、勝手に掃除されると怒るテリトリー意識の強い人が、たまにいることです。
周囲の人の性格を見極めておく必要があります。
カジュアル偽善②:寄付
寄付はいかにも偽善という感じがして毛嫌いされる方もいるかと思います。
さらに、団体によってはきちんと寄付金が活用されていなかったり、団体の人件費に消えていることもあるようです。
しかし、この寄付こそ最もオススメしたいです。
日常的に寄付をすることで、「与えられる側」から「与える側」にあなたの立場が変わります。
宣伝のつもりはないので団体名は伏せますが、私は国際的な児童労働の問題に取り組むある団体に毎月寄付をしています。
児童労働の問題を知ったとき、解決したいけど、英語も話せないし、ADHDだしという言い訳のオンパレードで何もしない自分がいました。
問題に向かって活動する団体に、私にできないことを実現してくれる団体に、カード引き落としで毎月寄付をすることにしました。
もちろん、ホームページで活動実績が写真などで挙げられているか、会計の報告がされているかの確認もしてからです。
寄付をすることによって、自分が働くことで世の中の役に立てているんだろうかという小さな疑念が消え去りました。
私が働くことによって得た給料の一部で確実に誰かが救われているはずですから。
自分が働くことを肯定的に捉えられるようになります。
本格的な寄付でなくても、コンビニやスーパーのレジ横の募金箱におつりの一部を入れることも立派な寄付です。
ツンデレ対策は「おつりで財布が重くなるのが嫌だった」でどうでしょう。
カジュアル偽善③:コンビニの店員に「ありがとう」
自己肯定感を高める最高の方法は、目の前にいる相手に気持ち良くなってもらうことだと思います。
特に感謝の気持ちを伝える効果は絶大です。
私も愛読している「Re:ゼロから始める異世界生活」でもヒロインのエミリアが
「ゴメンって何度も言われるより、ありがとうって一回言ってくれたら相手は満足するの」
って言ってます。
現代人は、知らず知らずのうちに感謝よりも謝る回数の方が上回っているものです。
感謝の気持ちをギブできる人になりましょう。
とはいえ、身近な人に急にありがとうを伝えるのは難しいですよね。
気恥ずかしくて。
そこで、まずはいつもお世話になっているコンビニの店員に感謝を伝えてみてはいかがですか?
当たり障りのないところなので、照れ屋の私でも簡単にできました。
「ありがとう」慣れしたら、身近な人に感謝の気持ちを伝えましょう。
感謝の気持ちを伝えることは簡単なのに、できる人は少ないです。
できるようになれば、あなたは尊敬され、自己肯定感を高めることができます。
…はい、「あなたは尊敬され」の部分ですよね。
誰が尊敬してくれるんだよ?ってことですよね。
身近な人に感謝の気持ちを伝えられるようになったあなたを尊敬するのは、私です。
気持ちを伝えるのが苦手な私は、感謝の気持ちを伝えられる人を尊敬します。
以上、少しでもお役に立てればと思います。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
漠然とした不安は「認知のゆがみ」に由来するものかもしれません
仕事や人間関係のちょっとしたことで、不安になったり、悩んだり、イライラしてしまうのは「認知のゆがみ」によるものかもしれません。「認知のゆがみ」とは?
同じ状況や出来事に遭遇しても、事実として得られるものは、それぞれの人の認知の仕方によって異なります。出来事の受け止め方が人によって違うために、それに伴う感情や行動も、時として他人に理解されなかったり、常識外れとされてしまったりすることがあります。
例えば、上司に仕事のミスを指摘された場合、
「再発防止策を考えよう」「上司がいてくれてよかった」と前向き捉える人もいれば、
「こんなミスしてしまうなんて自分はなんてダメな人間なんだ」と落ち込んだり、
「この程度のミスを指摘するなんて、上司は器の小さな人だ」と敵意を持って捉える人もいます。
同じ出来事なのに、捉え方ひとつでこのように気持ちの違いが生まれてしまいます。
認知のゆがみとは、一般的に、同じ出来事に遭遇した際に、歪んだ捉え方をすることで、自分の気持ちが不安になったりイライラしたり、ネガティブなものになることを指します。
「認知のゆがみ」無料診断
認知の仕方には正解がなく、ポジティブなら良いというわけでもありません。けれども、必要以上にネガティブに受け止めて、その感情を蓄積させてしまっても人生が楽しくありません。
自分自身の認知のクセを知って、コントロールできればベターだと思います。
下のバナーから、「認知のゆがみ」の無料診断ができます。
無料診断だけなら会員登録も不要ですのでお試しください。
顔出し不要・匿名でチャット形式で相談可能【Unlace】(広告)
コメント