
こんにちは、管理人のエディコです

はぁ……(深い溜息)

どうしたんですか、ジョシュアさん?
「この世の終わり」みたいな顔をして。
また決裁文書のハンコをもらい忘れたんですか?

違うよ……。
実はさっき、政策提案がよかったって課長に褒められたんだ。
「君のアイディアは輝いてた」って。

えっ、すごいじゃないですか!おめでとうございます!
で、なんでそんなに落ち込んでるんですか?

いや、あれは「まぐれ」なんだよ。
たまたまタイミングが良かっただけで、僕の実力じゃない。
それなのに評価されてしまって……いつか僕が無能だってことがバレて、幻滅されるのが怖いんだよ!!

(……めんどくさ)
あー、なるほど。
ジョシュアさん、それ完全に「インポスター症候群」ですね。
今回は、成功しても「自分の実力じゃない」と思い込んでしまう心理、「インポスター症候群」について解説します。
自己肯定感が低めなADHD公務員には特に多い現象ですので、ぜひチェックしてみてください。
- ✔ 褒められると居心地が悪くなる人
- ✔ 成功したのは「運が良かっただけ」だと思っている人
- ✔ いつか自分の無能さが露呈するのではないかと怯えている人
Contents
インポスター症候群とは?
インポスター(Imposter)とは、英語で「詐欺師」や「偽物」という意味です。
仕事や学業で成果を出して周囲から高く評価されているにもかかわらず、「自分は過大評価されている」「これは自分の実力ではなく、運や周りの助けがあったからだ」と過小評価してしまい、いつか自分が偽物だとバレることを恐れてしまう心理状態のことです。
ジョシュアさんのように、「褒められるのが怖い」と感じるのは、まさにこの症状の典型例と言えます。
なぜ公務員(特にADHD)が陥りやすいのか
このインポスター症候群、真面目な人ほど陥りやすいと言われていますが、私はADHD傾向のある公務員こそ要注意だと思っています。
理由①:減点方式の評価制度
公務員の職場は、基本的に「ミスなくやって当たり前」の文化です。
99回成功しても1回のミスで、評価が下がることが少なくありません。
そうすると、たまに褒められたとしても、「いや、でも自分はあの時ミスをした人間だし……」という意識が勝ってしまい、素直に評価を受け取れなくなります。
理由②:過去のミスの記憶
ADHDの特性を持っていると、学生時代や若手時代に、ケアレスミスや忘れ物で叱られ続けた経験(トラウマ)を持っていることが多いです。
そのため、根本的に自己肯定感が低くなりがちなんですね。
そのため、昇進したり重要なポストについても「自分のような人間がここにいていいはずがない」「採用試験に受かったのも運が良かっただけ」という思考回路に陥ってしまうのです。
インポスター症候群への対処法
では、どうすればこの「偽物だと思ってしまう不安」から抜け出せるのでしょうか。
私が実践しているライフハックを紹介します。
対処法①:「事実」と「感情」を分ける
「自分はダメだ」「まぐれだ」というのは、あくまであなたの「感情」です。
一方で、「プロジェクトが成功した」「部長が褒めてくれた」というのは客観的な「事実」です。
裁判官になったつもりで、事実だけを見てください。
運が良かったとしても、その運を引き寄せ、その場に立っていたのは間違いなくあなた自身です。
「結果が出ている」という事実だけは、否定せずに受け入れましょう。
対処法②:「ありがとう」の練習をする
誰かに褒められたとき、「いえいえ、そんなことないです」「私なんて全然……」と謙遜しすぎていませんか?
謙遜は日本人の美徳ですが、過度な謙遜はただの自虐です。
「私なんて」と言い続けることで、脳が「ああ、私はダメなんだ」と学習してしまうのです。
褒められたら、心の中で「まぐれだ」と思ってもいいので、口では「ありがとうございます」と言ってみてください。
最初は違和感があるかもしれませんが、言葉を変えるだけで意識は少しずつ変わります。
対処法③:70点で良しとする
インポスター症候群に陥る人は、完璧主義な傾向があります。
「100点満点の完璧な成果」じゃないと、自分の実力と認めたくないのです。
でも、公務員の仕事において(特にADHDにとっては)、70点取れれば御の字です。
「完璧じゃないけど、及第点は取れたな」くらいの緩いスタンスでいることが、長く仕事を続けるコツです。
対処法④:運は実力
運も実力のうちではなく、「運は実力」と私は言い切ります。
もちろん、くじ引きみたいな不可抗力的な幸運もあります。
けど、仕事上の幸運は、たいてい突発的に起こった偶然に適切に対処できたことに由来します。
これを実力といわずに何を実力といいましょう。
あなたは運がよかっただけではありません。
まとめ

なるほど……。
「ありがとうございます」って言うだけなら、僕にもできそうだよ。

その意気です。
謙遜しすぎは、褒めてくれた相手を否定することにもなりますからね。
ラッキーならラッキーで、その幸運を享受しちゃえばいいんですよ。

せや! ワテは運だけでここまで来た男や!
ありがとうエディコちゃん、自信が湧いてきたよ!

(それはそれで、どうなの……まあいいか)
インポスター症候群は、あなたが「向上心を持って仕事に向き合っている証拠」でもあります。
あまり思い詰めず、たまには自分を甘やかしてあげてくださいね。




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