こんにちは、管理人のエディコです
今回は、リボ払いの恐ろしさについて、私の体験談を紹介したいと思います。
✔なんとなくリボ払いを利用している
✔カードの支払いが終わらない
✔発達障害のお金のトラブル事例を知りたい
Contents
発達障害はお金のトラブルが多い?
発達障害、とくにADHDの人はお金の管理が苦手とされています。
ADHDの特性をもつ人は、計画性のなさ、衝動性からコントロールしきれなくなり、お金に関するトラブルを起こしがちです。
ADHDのお金に関する困りごとの一例
- 一か月の生活にどの程度お金がかかるのか見通しが立てられない
- 生活費が足りなくなる
- 衝動買い、無駄遣いをしてしまいがち
- 趣味に没頭していつの間にかお金を使っている使っている
- ネットワークビジネスの勧誘、訪問販売を断れないなどの消費に関するトラブル
私の失敗談
実際に、ADHD当事者である私も過去にお金の大失敗をしています。
失敗というのはリボ払いです。
カードを新しく作った私は、リボ設定をするとポイントがもらえるというキャンペーンを見つけました。
私はリボルビング払いがどういうものかを調べもせずにリボ設定をしてポイントをゲットしました。
残高スライド方式の罠
当時は、iPhoneにFeliCaが搭載され始めたころで、iPhoneユーザーの私はリボ設定がされたカードをFeliCaに紐づけてコンビニなどあらゆる買い物をFeliCa払いしていました。
実際には月々それなりの金額を使っていたのですが、毎月の引き落としは2~3万円の範囲でした。
自分の支出をちゃんと把握していなかった私は毎月引き落とされる2~3万円という数字だけを見て、
私は物欲がない
毎月2~3万円に抑えられている
私の金銭感覚はなかなかのものだ
など調子に乗っていました。
実際には、残高スライド方式で同じような金額が月々引き落とされているだけだったのです。
残高スライド方式イメージ
コンビニでクレジットカード決済ができなくなる
半年が経過したころ、コンビニで800円くらいの買い物をしようとしたら、FeliCa決済ができないという現象が起こりました。
その時は手持ちの現金で会計を乗り切りました。
私はカード決済ができなくなった理由をすぐにググって、ある間違った答えに辿り着きました。
それは「カードの利用枠が上限に達したら、カードが使えなくなる」というものでした。
もちろん、この答え自体は正しいです。
問題は私の思考回路でした
私は「パンがないなら、お菓子を食べればいいじゃない」のごとく
上限に達したなら、上限を拡張すればいいじゃない
と、カードの上限設定を50万円から、100万円に設定しました。
カードの上限解除! ※絶対にマネしないでください
100万円が上限のカードを手に入れて、上機嫌な日常に戻った私は今までどおりに過ごしました。
そして、また半年後、コンビニでFeliCa決済ができない現象が起こりました。
しかし、(間違った)対処法をわきまえている私は動じません。
手慣れた操作で上限を150万円に増やしてしまったのです。
何かがおかしいことは、うすうすわかっていました。
私は、自分の過ちを認めたくない、真実と向き合いたくないという気持ちから、現実に起きていることから目をそらし続けていました
ようやく知るリボ払いの恐ろしさ
そして、4ヶ月後、とうとうXデーを迎えます。
また決済ができなくなりました。
利息があるので、3回目の上限到達は早かったのを覚えています。
「ハイハイ、また上限設定でしょ」とスマホを操作しましたが、今回は違います。
これ以上は上限設定を変えることができなくなっていました。
私はようやく、何かが起きていると意識し始めました。
ググって真剣に調べて、やっとリボ払いの恐ろしさを知ったのです。
慌ててリボの設定を解除しましたが、リボ払いで決済できなかった支払いやら、利息やらで借金残高は160万円ほどになっていました。
トラブルが起きたらとにかく周りに相談を
私は家族に相談して、事情を説明しました。
考えの甘さ、世間を知らなすぎたことを、ひたすらに謝りました。
家族を失望させてしまったことで、悲しいやら、情けない気持ちになりました。
同時に、FeliCa決済で調子に乗っていた過去の自分にも腹が立ちました。
そのあと、カード会社に電話をし、なけなしの貯金をはたき残高は一括払いしました。
年率15%の借金なので、分割払いした方がリスクが高いと思ったからです。
今思い出してもマヌケなエピソードですが、家族に実害をともなう迷惑をかけなかったことが唯一の救いでした。
私はこの経験を教訓に、今では家計を見直し、毎月10万円を貯蓄しています
自分で使ったものとはいえ、貯蓄の16か月分が吹っ飛んだと思うと、今でもやるせない気持ちになります
リボ払いは絶対にやらないこと
私がこの経験からみなさんに伝える教訓があるとすれば、「リボ払いは絶対にやらないこと」の一言に尽きます。
「目先のポイントに釣られてキャンペーンに応募しない」「金融知識を身につける」「おかしいと思ったら、すぐに周りに相談する」とかもありますが、ほかの教訓を混ぜてメッセージを薄めたくありません。
「リボ払いは絶対にやらないこと」
この一言だけでも覚えていただければ、この記事を書いた甲斐があるというものです。
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