こんにちは、管理人のエディコです
今回は、猫背の改善というテーマでお伝えしたいと思います。
今、この記事を書いている私自身もそうなのですが、画面の向こうで読んでくださっているみなさん、背筋は伸びていますか?
たかが猫背と思わないでください。
一説には猫背は万病のもとともいわれています。
また、特にADHDをはじめ、発達障害に悩む方こそ猫背を治すべきだと私は思います。
この記事は、猫背を治療するものではなく、改善に向けて行動の変化を目的としています。
猫背の治療は専門の医療機関の受診をお願いします。
Contents
正しい姿勢の人は意外に少ない
ところでみなさんは、見ず知らずの人がピンと背筋が伸びた姿勢でいると、どのような印象をいだきますか?
おそらくは、
- 自信がありそう
- 強そう
- 仕事ができそう
- しっかりしてそう
おおむね、このような印象を抱くと思います。
しかし、街行く人や職場の同僚を眺めていると、猫背の人は意外に多いです。
むしろ、正しい姿勢で生活を送れている人の方が少ないということに気づかされます。
詳細なエビデンスが明らかになっていませんが、日本人の8割が猫背または猫背予備軍といわれています。
発達障害の人こそ猫背を改善しよう
私の周りにいる発達障害またはグレーゾーンの方はだいたい猫背ですね。
経験則で恐縮ですが、私を含めて発達障害に猫背が多いです。
考えられる理由としては、
- 自己肯定感が低く自信が持てない
- 自信がないから、周りと目を合わさないように目線を下げがち
- 人目を気にしないから姿勢をおろそかにしがち
「生き方は顔に現れる」というように「自信のなさが姿勢に現れる」のではないでしょうか?
反対に、形から入ることで内面を鍛えることもできます。
ハーバード大学の研究によると、フェイクスマイル(つくり笑顔)をすると、実際にストレスが軽減するとうい実験結果が出ています。
これと同様に、良い姿勢をつくることで自信をつけて、「発達障害⇒自信をなくす⇒物事がうまくいかなくなる」の悪循環を断ち切るきっかけになるのではないでしょうか?
猫背は万病のもと
スマートフォンやパソコンを長時間使用することが当たり前な現代社会では、どうしても前かがみな姿勢がデフォルトになってしまうことは仕方がないことなのかもしれません。
その結果、猫背が慢性化してしまいます。
しかし、ただの猫背と甘く見てはいけません。
猫背は以下のような不調を引き起こす原因とされています。
肩こり・腰痛 |
猫背による姿勢の崩れは首や肩、腰への負担が大きくなる。 |
胃腸の不調 |
前かがみの姿勢は胃腸に負担をかけるため、逆流性食道炎や便秘のような消化器障害を引き起こすことがある。 |
肺機能の低下 |
前傾姿勢になることで肺が圧迫されるため、肺の動きが悪くなり、体全体への酸素の供給が不足がちになる。その結果、疲れやすくなる、集中力の低下などが起こる。 |
猫背を改善して心も体も健康に
私が言うまでもなく、正しい姿勢で過ごすことが、心にも体にも良い影響を与えることに疑う余地はないと思います。
風邪などとは違い、猫背はある日突然治るものではありません。
あなた自身が治そうと行動し続けなければ改善しません。
人生が80年だとしたら、あなたは残りの人生の数十年間を、曲がったままの背筋で過ごしてよいか考えてみましょう
猫背の改善方法
姿勢を良くする方法はググるとたくさん出てきます。
私もいくつもやってみました。
が、大半は長続きしませんでした。
そんな私でも、続けることができたものを3つ厳選しました。
私でさえ続けられる、本当に続けやすい改善策です
いろいろ試行錯誤した末の改善方法を紹介しています。
治療を目的とする場合は、医療機関を受診してください。
改善策①:一日2回鏡の前で胸を張る
老若男女、一日に2回は鏡の前に立ちます。
朝・晩のハミガキのときです。
洗面台の前に立ったら、胸を張って背筋を伸ばしましょう。
まず、マリオネットになったように頭を吊るす糸に引っ張られるイメージで背筋を伸ばします。
次に胸を張ります。
頭の上の糸をイメージしながら、ゆっくり歩きます。
あれ?…この動き…まさか?
お気づきでしょうか。
オードリーの春日さんです。
この記事をスマホで読んでいる方は、お手数ですが、スマホを手に持ち、背筋を伸ばし、胸を張ったまま鏡の前にゆっくりと歩いてみてください。
鏡を見るとビックリしますよ。
春日さんの姿勢のつもりが、意外と普通の立ち姿じゃないですか?
これ、私が発見したんですが、慢性的な猫背の人が春日さんの立ち姿をマネをしたつもりでも、プラマイゼロで普通の姿勢になるんです。
春日さんのようにもともと姿勢がいい人が胸を張らないと、あの感じは出せないんですね、きっと。
安心してください、普通の姿勢ですよ
これがあなたの本来の姿勢です。
毎日2回のハミガキのときに、鏡の前で胸を張って、猫背を一旦リセットするタイミングを作りましょう。
改善策②:オフィスチェア用低反発クッションを使う
姿勢が崩れる原因の一つは長時間のデスクワークです。
ずっと座っているうちに、気づいたら背中が丸まってますよね。
そんな時には、このおしりを包んで支える立体設計の低反発クッション。
これは座るだけで、猫背が治って、進研ゼミばりに模試でいい点がとれて、部活ではレギュラー、幼馴染の異性といい感じになれる魔法のクッション!
…ではありませんでした。
最初は気を付けてても、普通に猫背に戻ります。
だまされた…
と思いつつ買っちゃったので使い続けたんですが、ふと気づいたことが、
無意識に足を組む癖があったのですが、
足を組んでいない!
という事実です。
おしりを包み込む低反発が、私の腰が背骨を支える力を助けてくれます。
その結果、背筋を伸ばしていられる時間が長くなった気がします。
即効性はありませんが、私にとって猫背改善に向けたの強い味方ですので紹介します。
難点は、クッションがぶ厚いので6~7cmくらい座高が高く見えることです
これ、女性目線では結構重要なポイントだと思います
オフィスチェアを下げて調整すればいいんですけど、まだ下げる余地があるか確認してから購入を検討してください
改善策③:ノートパソコンのキーボード底上げ
デスクワーク時にノートパソコンを水平に置いてタイプしていませんか?
写真のように少し傾斜をつけないと、どんどんと背中が丸まっていきます。
ほんの少しの傾斜ですが、キーボードまでの距離が短くなって、背中が丸まりにくくなります。
あと、副産物的な効果ですが、タイピングが1.2倍速になります。
私はパソコンの下に、役所に届いた専門誌2冊を重ねてコロコロコミックくらいの厚みにして傾斜を作っています。
ハッキリ言って不格好です
スタイリッシュにいきたい方は、ノートパソコンスタンドを購入することをオススメします。
いいのがあったら教えてください。
まとめ
今回は猫背を改善しようというテーマで記事を書かせていただきました。
背筋を伸ばすことは、心身ともに健やかに生きる基礎となります。
猫背を改善して、自信をつけて、自己肯定感を高めましょう。
一生で使える体は一つだけ
最後にこの言葉を紹介します。
世界で最も有名な投資家ウォーレン・バフェット氏の言葉です。
あなたが車を一台持っていて、一生その車にしか乗れないとしよう。
当然あなたはその車を大切に扱うだろう。
必要以上にオイルを交換したり、慎重な運転を心がけたりするはずだ。
ここで考えて欲しいのは、あなたが一生に一つの心と一つの体しか持てないということだ。
常に心身を鍛練しなさい。
けして心身の手入れを怠らないようにしなさい。
じっくり時間をかければ、あなたは自らの心を強化することができる。
人間の主要資産が自分自身だとすれば、必要なのは心身の維持と強化だ。
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