体育会系は公務員に向いている?【現役公務員の実感】

ADHDな公務員
体育会系は公務員に向いている?【現役公務員の実感】
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エディコ
エディコ

こんにちは、管理人のエディコです

ジョシュア
ジョシュア

ジョシュアです

このサイトでは、何度もADHDは公務員に向いていないとお伝えしていますが、逆に公務員に向いているのはどのようなタイプの人なのでしょうか?

 

結論:体育会系

公務員に向いているタイプの人、それはズバリ体育会系の人です。
もちろん、体育会系なら全員向いているわけではありません。
あくまで傾向としてです。
しかし、この結論には、大半の現役公務員の方が共感するのではないでしょうか?

理由①:体力・ガッツが求められる

繁忙期の税務課や選挙管理委員会など、連日深夜までの残業をこなさなければならない部署は多いです。
座っているだけというのもなかなか体力を使うものです。

採用試験に体力測定を導入する自治体が増えている

それに加えて、東日本大震災以降、災害復旧などの場面での役所職員のマンパワーが見直されています。
従来、筆記・面接だけであった採用試験に体力測定を設けて始めた自治体もあります。
この体力測定はあくまでも参考という扱いなので、自治体が体育会系を求めているという意味にはなりませんが、スポーツで鍛えた心身が活かせる仕事です。
(※記事中の写真はイメージです)

大学までスポーツを続けたことで培われるメンタル

大学に入り、遊び惚けている同級生がいる環境で、スポーツを続けたということだけでも十分に評価できることだと私は思います。
全国大会で結果を残しているなら、一握りの人しか味わえない成功体験をしていることにもなります。
また、そうでなくても壁にぶち当たり、挫折を繰り返すのがスポーツです。
長年スポーツを続けていれば、誰しも苦境を努力で乗り越えた経験をするものでしょう。
PRポイントになるのではないでしょうか?

理由②:上下関係重視の職場

ひと昔前ほどではないと思うのですが、いまだに公務員社会の上下関係は厳しいです。
係長⇒主幹⇒課長⇒部長のような、役職順をあからさまではないにしろ気にする上司も多いように感じます。

ジョシュア
ジョシュア

僕は、上下関係なんて不文律なくしてしまえばいいのにってタイプだよ

エディコ
エディコ

ジョシュアさん、仕事上の上下関係は不文律ではないですよ

上司に従うことは法律で決まっている

地方公務員法第32条で公務員は上司の命令に従うことがはっきりと義務付けられています。

地方公務員法第32条(法令等及び上司の命令に従う義務)

職員は、その職務を遂行するに当つて、法令、条例、地方公共団体の規則及び地方公共団体の機関の定める規程に従い、且つ、上司の職務上の命令に忠実に従わなければならない。

もちろん、上司の命令が誤ったものであったり、職務・住民の利益と相反するものであった場合などはこの限りではないなど、解釈を深めていくと面白い条文なのですが、ここでは割愛します。
ここでは、上司の命令に従う義務が法律で決まっていることを認識いただければと思います。

上司の命令に従うというのは当たり前のように感じます。
しかし、当たり前のことが、当たり前にできないのが人間というものです。
政策提案や計画策定など職員に裁量が任されている仕事となると、一気に複雑化します。
上司は一人ではないからです。
係長だけでなく、課長・部長、複雑に錯綜する命令系統は非体育会系には処理が難しかったりします。
この点、監督、コーチ、先輩など、複数指揮系統からの命令を習慣的にこなしてきた体育会系の人にとって、大きなアドバンテージだと思います。

理由③:役所という組織が求める人物像

これも一概には言えないことなのですが、あくまでも傾向としてです。

役所が求める人物像≒体育会系・爽やかで市民・同僚から好感を持たれる
・チームワーク、組織を重要視できる
・後輩の指導・育成の経験がある
・結果を出す道筋を経験してきた

以上のことから、体育会系の人は、公務員の職場に溶け込みやすいのではないかと思います。
総合すると、役所という職場が若手職員に求めることは、仕事の能力よりも組織や上司への従順さなのではないかと思います。
ただし、これらは私の感覚なので、鵜呑みにしないでください。

まとめ

今回は、体育会系の人は公務員に向いているという私の持論をお話しさせていたできました。
以下の点から、体育会系の人は公務員の職場に適していると考えています。

体育会系が向いている理由・体力・ガッツが求められる
・上下関係重視の職場
・役所が求める人物像≒体育会系

体育会系の人もそうでない人も、公務員に求められる人物像として、参考にしていただければと思います。

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