ADHDブログはどうしてもネガティブな話題になりがちです。
けれども、ADHDにはいい面もたくさんあります。
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ADHDは天才病?
天才病とも呼ばれることがるADHDですが、ADHDの長所は多いです。
・感受性が強い
・想像力が豊か
・独創性がある
・新規追求性がある
(参考:マンガで分かる心療内科13、少年画報社)
公務員に活かせそうにないのが多いのは事実です。
一つ注釈をつけるなら、ADHDの症状は、人それぞれです。
ですが、今回は私がADHDを患っていてよかったなと思えたこと、公務員という職業に特化して書いていきたいと思います。
なお、身バレを恐れるがために抽象的な内容になっておりますので、ご容赦ください。
あと、珍しくポジティブな話題なので、ところどころ調子に乗ってます、ご容赦ください。
すぐにアイディアが浮かぶ
自分ではそのつもりがないのですが、周りから見るとかなり独創的なようです。
「誰にも思いつかないことを思いつく」と言われます。
政策提案など、新事業の提案も得意で、同僚が1個の提案に悩んでいるのを横目に2、3個ひらめき形にしたりします。
ADHDに悩む方なら同じような経験があるのではないでしょうか?
新事業などという重苦しいものでなくとも、業務の細かい改善点は日常的に思いついていて、役所仕事を徐々に効率化しています。
断言します。
独創性は、正しい方向にさえ向かえばただの才能です。
広く浅く仲良くできる
これも人によるのですが、ADHDは社交的な人が多いと言われています。
・物おじしない
・いい意味で空気を読まない
この特徴は私自身も当てはまるなと感じています。
公務員の仕事では広く浅くの人間関係が築けるかが重要になってきます。
役所内の人間関係はもちろん、地域の人たちとの関係構築は仕事に直結します。
というか、地方公務員にとって、関係構築できないことは命取りです。
- 農業委員会、漁協、商工会議所など職種ごとの公益団体
- 町内会・男女共同参画団体などの任意団体
- 地主、町内会長、民生委員など地元のキーパーソン
これらは一例です。
まだまだ例をあげたらキリがありません。
多くの人たちは、人間関係の構築に苦労、努力しているようです。
ですが、私は苦労していません。
あと、努力もしていません。
普通にしているだけで、勝手に気に入られて周りに人が集まってきてしまいます笑
ちょっと、イヤミでスイマセン。
ただ、人間関係に悩んでないわけではないです。
得意なのは「広く浅く」までです。
深い人間関係は難しいんです。
話が噛み合わない、空気が読めない、などの理由でプチトラブルが多いのも事実です。
「さっきの言動でまた陰口言われてるんだろうな」程度に受け流すようにしてます。
「前例がない」が苦にならない
新規事業などの前例がない仕事に苦手意識がありません。
得意とまではいかないのですが、むしろ、前例があるものが苦手とも言うべきでしょうか笑
前年の分厚いチューブファイルを目の前に広げて、キーボードをカタカタみたいな作業が苦手です。
なんででしょうかね。
調べるよりも早く、ひらめくからなのでしょうか。
日々、克服を実感できる
これはちょっと番外編です。
ADHDは仕事に限らず、日常の様々な場面で苦労をしています。
けれども、仕事の中でADHD要素に打ち勝ったときに通常以上に充足感を味わえます。
- いつもは先延ばしする仕事をすぐに片づけた
- 難しい話題でも話が嚙み合った
- 自分の書類の見直しでケアレスミスなく簡潔できた
などなど、どれも普通のことなんですけど、ADHDにとっては違います。
「自分の脳」という宿命のライバルに勝った、克服したと喜べます。
周りのみんなとこの喜びを分かち合えないのが残念ですが笑
以上、何かとネガティブな話題が尽きないADHD公務員ですが、小さな喜びを見つけて前を向いていきましょう。
漠然とした不安は「認知のゆがみ」に由来するものかもしれません
仕事や人間関係のちょっとしたことで、不安になったり、悩んだり、イライラしてしまうのは「認知のゆがみ」によるものかもしれません。「認知のゆがみ」とは?
同じ状況や出来事に遭遇しても、事実として得られるものは、それぞれの人の認知の仕方によって異なります。出来事の受け止め方が人によって違うために、それに伴う感情や行動も、時として他人に理解されなかったり、常識外れとされてしまったりすることがあります。
例えば、上司に仕事のミスを指摘された場合、
「再発防止策を考えよう」「上司がいてくれてよかった」と前向き捉える人もいれば、
「こんなミスしてしまうなんて自分はなんてダメな人間なんだ」と落ち込んだり、
「この程度のミスを指摘するなんて、上司は器の小さな人だ」と敵意を持って捉える人もいます。
同じ出来事なのに、捉え方ひとつでこのように気持ちの違いが生まれてしまいます。
認知のゆがみとは、一般的に、同じ出来事に遭遇した際に、歪んだ捉え方をすることで、自分の気持ちが不安になったりイライラしたり、ネガティブなものになることを指します。
「認知のゆがみ」無料診断
認知の仕方には正解がなく、ポジティブなら良いというわけでもありません。けれども、必要以上にネガティブに受け止めて、その感情を蓄積させてしまっても人生が楽しくありません。
自分自身の認知のクセを知って、コントロールできればベターだと思います。
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